私には守りたいものがあります。

大切な家族を守ることです。

大好きなこの街や人たちを守ることです。

その大好きな人たちと、この街の未来を守ることです。

私は、守りたいものがあるので行動します。

守るということは、現状を維持することではありません。

心の殻を強くすることでも、まちの壁を強靭化することでもありません。

私たちは知っています。

人類の歴史から。東日本大震災やコロナウイルスの教訓から。

私たちが予想できない、人間の力をはるかに超えた存在があります。

いつ何時訪れるか分からない危機が目の前にあるかもしれません。

いや、あると言い切ってもいいのかもしれません。

何かあっても、また立ち直れる強さ。

竹のようにしなやかな強さ。

変わり続ける勇気を持とう。

変えてはいけない本質的なものがある。

変わらなければならない流れに任せるものがある。

私は、この街に生まれ、この街で育ち暮らしています。

私は、この街の風景や空や風が大好きです。

私は、この街の人たちや、この街に関わる人たちが大好きです。

この大好きな街を次の世代に残したい。

命のバトンを続けていきたい。

私は、大切な人たちを守りたい。

この街の暮らしを。

この街の子供たちを。

この街の未来を守りたい。

地球環境も、教育も、福祉も、農業も、商業も、観光も

どれか一つだけを考えていては、守れない。

油断するとあっという間に、時代の荒波に飲み込まれてしまう。

あらゆることが複雑に絡み合う時代だから。

誰も経験したことのない変化の時代だから。

だから、
拒まないで、変化を受け入れて、前をみて、歩こう。

この街の歴史に誇りをもち、感謝し、そして、前に進もう。

私たちは生きる。

私たちの想いはこれからも生き続ける。

このグローバルな世界の中で、この街でしか語れない物語を作ろう。

心を動かそう。

みんなで語り合おう。

失敗してもいい。意見が食い違ってもいい。

そこに愛があれば、必ず何かが動き出す。

そこに愛があれば、弱さをみせていい。

そこに愛があれば、心を開いていい。

この街にすむ人たちが、互いに支え合い、認め合い、生き生きと暮らす姿を思い描こう。